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効果と働き

美容とビタミンE

冷え性とビタミンE

夏の疲れが体にたまり、昼夜の気温変化も激しくなるこの季節は、冷えからくる体調不良に悩まされる時期です。そこで髙瀬聡子先生に効果的な冷え性対策について教えて頂きました。

秋は冷えからくる不調に注意、栄養不足から血流が悪い女性が増えている

秋は、日中はまだまだ気温が高いため室内のクーラーで身体が冷え切り、夜は気温が下がるなど、非常に冷えからくる不調が出やすい時期です。体が冷えると体温を維持しようと、全身の血管がぎゅっと縮みます。血管が縮めばさらに血流が悪くなるなど、冷えの悪循環に陥ってしまいます。
いまの若い女性は無理なダイエットなどで栄養状態も悪く、筋肉量が低下している方が多いです。筋肉には全身に血液を循環させるポンプの役割があるので、末梢(手足の先)に血液がゆきわたらず、冷えてしまいます。また、全体的な食事量が減少しており、血液循環に必要な栄養素が不足しがちです。逆に糖分を摂り過ぎる傾向にあります。糖分の摂りすぎは血管壁にダメージを与えて、血管の柔軟性を損う可能性があるので注意しましょう。

冷えイメージ

冷えが引き起こす様々な肌トラブル

冷えによって血管が縮むと、毛細血管を広げるため、赤ら顔になったり、青っぽくクマをつくったりします。ひどくなると、血流不全によりむくみの原因にもなります。他にも、肌の代謝が悪くなることで、様々な肌トラブルを引き起こします。肌のターンオーバーによって再生されない肌には、古い角質が溜まります。すると、くすんだり、ごわついたりするだけでなく、ニキビや吹き出物ができたり、メラニン色素が沈着しやすくなり、シミができやすい状態になるのです。

肌トラブルイメージ

冷えからくる肌トラブルには血行改善がポイント

冷えからくる肌トラブルから身を守るためには、体を内側から温め血行を改善することが大切です。低めのお湯にゆっくりつかることで、体の芯から温めたり、発酵食品や身体を温める食材をしっかり摂ることで、腸からも身体を温めることも忘れてはいけません。アーモンドに含まれるビタミンEには血行促進作用が期待されており、冷え性からくる血管収縮を予防し、肌の隅々にまで栄養素をゆき渡らせてくれます。
ビタミンEたっぷりのアーモンドミルクと、しょうがなど温め食材を入れてホットアーモンドミルクを飲むのがおすすめです。

ホットアーモンドミルクイメージ

ウォブクリニック中目黒総院長 皮膚科医 髙瀬聡子 先生

ウォブクリニック中目黒総院長 皮膚科医髙瀬聡子 先生

1995年、東京慈恵会医科大学を卒業後、同大学付属病院で皮膚科勤務を経て、2003年、自身のスキンケアブランド「アンプルール」を開発。2007年美容皮膚科クリニック「ウォブクリニック 中目黒」を開院し、総院長を務める。日本美容皮膚科学会会員、日本皮膚科学会正会員。

紫外線とビタミンE

太陽のまぶしい季節がやってきました。お出かけしたくなるような明るい日差しが嬉しい半面、紫外線によるダメージが気になるところ。そこでアーモンドミルク研究会メンバーで、ウォブクリニック中目黒 総院長の髙瀬聡子先生に紫外線対策について教えて頂きました。

肌細胞の老化の8割は紫外線が原因

5月は7~8月の真夏に次いで紫外線量が多くなる時期です。実は細胞の老化の原因の8割が紫外線。紫外線を浴びることにより、活性酸素が発生。細胞の遺伝子に傷がつくことで、老化の原因となるからです。また紫外線により、免疫が落ち、肌のターンオーバーが遅れます。
紫外線には、大きくUVB(紫外線B波)とUVA(紫外線A波)があります。UVBは真夏に多く降り注ぎ、短期的に皮膚表面にサンバーン(やけど)を起こし、日焼け・シミの原因となります。UVAは、一年を通して降り注いでおり、肌の奥深くまで到達し、しみ・シワ・たるみの原因となります。

UVA/UVBイメージ

紫外線は早め早めのケアが大事

実は日本人のスキンタイプは、①紫外線を浴びて赤くなり黒くならない人、②紫外線を浴びて赤くなってから黒くなる人、③紫外線を浴びて赤くならずに黒くなる人の3種類と言われています。①の赤くなる人は、もともと紫外線に対する防御力が低いので、皮膚がんができやすいと言われています。②の人もシワやたるみができやすいですが、すぐに赤くなるので対策がとれます。③の赤くならない人はもともと紫外線に対する防御力が高いのですが、気づいたら手遅れになっていて、真っ黒でシミができているということに陥りやすいです。自分のスキンケアタイプを把握しておくことが大切ですね。

紫外線イメージ

梅雨が明けたあたりから、『そろそろ日傘をさそう』とUV対策を意識し始めると思いますが、今からすぐに始めることおすすめします。日焼け止めや日傘、帽子、サングラスなどで、しっかりと物理的にカバーしましょう。それでも、100%カバーすることはできないので、インナーケアが大事なのです。紫外線によってできた活性酸素を定期的に対抗できるよう抗酸化力の高いサプリメントや食品を摂りましょう。また、紫外線によって受けた肌のダメージを修復させるためには、肌のターンオーバーを促す栄養素も必要ですね。

紫外線には「ビタミンE」で抗酸化・血流促進

アーモンドなどに含まれるビタミンEは抗酸化作用があるため、活性酸素の悪影響から肌を守ってくれます。また美白効果の高いビタミンCを還元する作用もあるので、ビタミンEとCをできるだけ一緒に摂るようにしましょう。緑黄色野菜のサラダにアーモンドをトッピングしたり、ビタミンEたっぷりのアーモンドミルクと季節のフルーツをスムージーにして一緒に摂るのもおすすめです。
またビタミンEには血行促進を良くし、肌のすみずみに栄養素をゆきわたらせる効果があるため、肌のターンオーバーを促す働きもあります。抗酸化力もあり、血行促進効果のあるビタミンEは最強の紫外線ケアと言えるでしょう。

アーモンドミルクイメージ

ウォブクリニック中目黒総院長 皮膚科医 髙瀬聡子 先生

ウォブクリニック中目黒総院長 皮膚科医髙瀬聡子 先生

1995年、東京慈恵会医科大学を卒業後、同大学付属病院で皮膚科勤務を経て、2003年、自身のスキンケアブランド「アンプルール」を開発。2007年美容皮膚科クリニック「ウォブクリニック 中目黒」を開院し、総院長を務める。日本美容皮膚科学会会員、日本皮膚科学会正会員。