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効果と働き

女性に嬉しい
ビタミンEの効果

ビタミンE含有量トップクラス、
液体にすると吸収率アップ

アーモンドはさまざまな栄養素がバランス良く含まれていますが、なんといってもビタミンEの含有量が他の食品に比べても豊富。ビタミンEを豊富に含む食品には、ほかにもアボカド、カボチャなどがありますが、アーモンドはその中でもトップクラス。しかも、粉砕して液体のアーモンドミルクにすると、体への吸収率はさらにアップします。アーモンドミルクをふだんの生活に取り入れることで、ビタミンEの頼もしい美容・健康効果を実感できることでしょう。

ビタミンE(α-トコフェロール)
含有量の比較

(グラフ)ビタミンE(α-トコフェロール)含有量の比較

出典:「日本食品標準成分表2020年版」(八訂)」

女性ホルモンの働きを
調節する働き

ビタミンEは、化学名を「トコフェロール」といいます。トコフェロールは「子どもを生ませる」という意味で、ビタミンEはもともと動物研究で不妊を解消するビタミンとして発見されました。
ビタミンEは副腎や卵巣に蓄えられ、女性ホルモンの分泌を調整して生殖機能を維持しているとともに、医薬品として月経前症候群や生理痛、生理不順などを改善する効果が認められています。また、更年期の諸症状に対しても、緩和する効果が期待されています。

出典:日本ビタミン学会「ビタミン90巻」

(イメージ)更年期障害改善・月経トラブル改善・妊娠力アップ

血流促進作用で美肌、
冷え・肩こり改善が期待される

ビタミンEは体内でさまざまな働きを担っています。そのひとつが、毛細血管を拡張させて血流をよくする作用です。血流が促進されることで、冷えや肩こり、頭痛など、血行不良に由来する症状の緩和作用が、ビタミンEに認められています。
また、血流がよくなることで細胞の新陳代謝が活発になりますので、美肌効果も期待できます。

出典:日本ビタミン学会「ビタミン90巻」

(イメージ)肌の新陳代謝が活発になり美肌へ・冷え、肩こり、頭痛などが改善

強力な抗酸化作用で老化防止、
生活習慣病を予防

常日頃から、私たちは酸化ストレスにさらされています。体内に取り込んだ酸素の数%は活性酸素に変化するといわれますが、体内で活性酸素が過剰に発生すると、体の細胞を傷つけてしまいます。老化はすなわち酸化であるといわれ、シミやしわ、たるみといった肌のトラブルも活性酸素によるものといわれます。また体の老化を促進させるだけでなく、がんや動脈硬化など生活習慣病の引き金になるともいわれています。紫外線やストレス、喫煙、大気汚染物質などは活性酸素の過剰発生を招く原因となります。

ビタミンEはそれ自体が活性酸素と結びつきやすい性質を持っているため、活性酸素とすばやく結合して活性酸素を除去し、細胞が酸化されるのを防ぎます。体内ではビタミンEは細胞膜に多く存在し、細胞を活性酸素の攻撃から守ってくれているのです。

(イメージ)強力な抗酸化作用で老化防止、生活習慣病を予防